ゲイということを隠さなくてもいい環境は気持ちの面で「楽だな」と思いました。

ゲイということを隠さなくてもいい環境は気持ちの面で「楽だな」と思いました。

O.Kさん(ゲイ/26歳)
最終学歴:大学卒業
経験社数:正社員1社
前職:採用媒体の法人営業 ≫ 現職:研修の法人営業

転職成功のポイント
エージェントを上手く活用し、納得がいくまで転職活動を続けたこと

営業成績をしっかりと評価してもらいたいと思い、転職活動を始めました。

ー 前職でのご経験を教えてください。

大学を卒業後は、大手の人材系企業に就職をしました。主に中小企業の人事担当者向けに新規のテレアポをして訪問し、採用系のWebメディアの提案を行っていました。

最初は全くアポイントがとれなかったのですが、ひたすら架電の数を追って経験を重ねていくうちに、だんだんとアポイントが取れるようになり、テレアポ業務を始めて半年程で結果が出せるようになりました。前職には約3年間勤めていましたが、社内の半期表彰でも2度表彰してもらい、仕事の楽しさを感じられるまで成長することができました。

ー 仕事の楽しさも感じられていたということですが、転職を検討されるようになったきっかけは何でしたか?

成果を正しく評価されていないのではないか、と思うことがあったことがきっかけです。表彰はされましたが、営業として結果を出しても、結果を出していない人と昇給の差がほとんどなかったんですね。インセンティブがないこと自体は、入社前から分かっていたことなので別によかったのですが、成果を上げても上げなくても、お給料が変わらないということには納得ができませんでした。結果に対して正当に評価をしてもらえる会社に転職し、年収を上げたいと思って転職活動を始めました。

カミングアウトして働いているゲイの友人の話を聞いて興味を持ちました。

ー Nijiリクルーティング転職を利用されたきっかけを教えてください。

転職活動を始めた当初は、セクシュアリティに関しては全く気にしていませんでした。前職でもカミングアウトしていませんでしたし、転職先にも特に何も求めていませんでした。

なので、最初は利用するつもりはなかったのですが、転職活動中にカミングアウトして働いているゲイの友人の話を聞いて、カミングアウトして働くということに興味を持ちました。実はその友人もNijiリクルーティング転職を利用して転職していて、その友人に教えてもらってNijiリクルーティング転職に登録をしました。

ー ご友人の方からはどんなお話を聞かれたんですか?

『実際にカミングアウトして働くってどんな感じ?』って質問したんですよ。自分では全然イメージができなかったので。そしたら、第一声が『あんまり変わんなかったかな』だったんですね。『変わんないってどういうこと?』って聞いたら、『ゲイっていっても何か対応が変わることがなかった』と。

カミングアウトしたらしたでなんか壁ができたりするんじゃないかなとか思っていて、だったら隠して話を合わせている方が楽だと思っていたんですが、その友人の話を聞いて、カミングアウトしても対応が変わらない職場なら、もっと自然に働けるよなって思ったんですね。

その友人から『これから年を取っていくことを考えたら、せっかく転職するんだし、後からバレるより最初に言っちゃった方がきっと楽だと思うよ』と言われたことも大きかったですね。隠すことがすごいストレスになってたわけじゃないので、最優先事項ってわけではなかったですけど、少しでも楽な方がいいよなって思って、Nijiリクルーティング転職の利用を決めました。

ちゃんと転職の相談に乗ってもらえたので、安心して利用することができました。

ー 実際にNijiリクルーティング転職を利用されてみて、いかがでしたか?

最初は、折角の転職活動なので他の業界も見てみたいと思い、これまでとは全く違う業界の法人営業職を受けました。何社か面接を受けて、2社から内定ももらいました。ですが、どちらも求人票に記載されている最低額よりは高かったものの、現職よりも低い年収の提示でした。

もともとの転職理由として給与をあげたいというのがあったので、改めてキャリアアドバイザーの方と相談しました。やはり同業の方が経験やスキルをダイレクトに活かしやすいので、年収アップも見込めるとアドバイスをしていただき、これまでの業界・職種の経験を活かした転職に方針転換しました。

ー 改めて転職活動の軸を整理をされたんですね。

はい。キャリアアドバイザーの方には長い時間をかけてしまい、申し訳なかったのですが、やはり納得のいく転職にしたいと思っていたので、内定を辞退することを伝えました。

エージェントの方も数値目標を持って行っていると思いますし、エージェントから内定承諾を煽られたことがあるという話も聞いたことがあったので、少し不安ではあったのですが、キャリアアドバイザーの方は私の決断を応援してくれました。本当に親身になって相談に乗ってくれている印象を持ちましたね。

年収や働く仲間との関係も含めて、今回の転職にとても満足しています。

ー 今の会社への入社の決め手を教えてください。

今は前職と同じ人事系の教育研修商材の営業職として勤めています。以前は採用領域だったので、商材自体は異なりますが、クライアントの社員の方々の活躍を人事の方のよりよいパートナーとして一緒に考えながら提案をしていくという面では営業スタイルは似ていると感じます。やりがいを感じる仕事です。

選考時から即戦力として期待をしてもらっていて、前職の退職理由も考慮して、初年度の年収から現年収よりも高い額を提示してもらいました。評価制度にも透明性があると感じられて、ちゃんと成果もみてくれる会社だと思えました。

期待に対しては多少の不安もありましたが、それよりもここで活躍していきたいという想いの方が勝り、入社を決意しました。

ー 転職の目的であった年収をあげることとしっかりと評価してもらえることの2点が決め手になったのですね。

そうですね。それともう1つ、決め手というとオーバーかもしれないのですが、すごくいい印象に思えた点がありました。ゲイの方が特に隠すこともなく、自然にカミングアウトして働いているという社風です。

もともとカミングアウトして働きたいという強い希望があったわけではありません。面接の中ではNijiリクルーティング転職経由だったこともあって、『セクシュアリティについて何か気になることはありますか?』と質問をもらいました。その場では特にないと伝えたのですが、内定を頂いて実際に働くことを考えたときにやっぱり少し気になって、キャリアアドバイザーの方にカミングアウトはした方がいいのか、相談をしてみたんです。

ー 入社前にもう一度、セクシュアリティも含めた働き方について考えられたのですね。

キャリアアドバイザーの方からは、『カミングアウトした方が働きやすいのか、その判断をするために、実際にカムアウトして働いている方のご様子を伺ってみますか?』と提案していただきました。是非とお願いしたところ、少しでも働くイメージに繋がればという気遣いで、同じ営業部でゲイをカミングアウトして働かれている方との面談の機会を設けていただきました。

実際にカミングアウトして働かれている同じセクシュアリティの方と話をしてみたことで、カミングアウトをしても何も問題がない、異性愛が前提ではない雰囲気があるという安心感を得ることができました。私も自然な感じで接して、会話の中でカミングアウトする機会があればしていこうと思いました。

私は新卒で入った1社しか会社を知らなかったので、実は転職活動を実際に始めるまで、転職への漠然とした不安があり、なかなか行動に移せずに悩んでいました。でも、今は年収もあがり、ゲイであることを隠さずに気軽に話せる仲間もできて、大満足です。思い切って一歩踏み出してよかったなと思います。

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