転職先が決まるまでの平均求人応募数

転職先が決まるまでの平均求人応募数

初めての転職活動の場合、不安なことや気になることは沢山あると思います。そのひとつとして、『いくつの求人に応募すれば内定を獲得できるのだろう?』と考えている人は多いです。

LGBTフレンドリー企業の求人を取り扱うNijiリクルーティング転職を活用して転職活動を行った20代のLGBTの転職希望者を対象に、内定を得るまでに応募をした求人数についてのアンケート調査を行いました。

1社、内定を獲得するための平均求人応募数を参考に、効率よく転職活動を行うためのポイントをご紹介します。

LGBT転職希望者の平均求人応募数

Nijiリクルーティング転職を活用して転職活動を行ったLGBTの転職希望者300名を対象に内定を獲得するまでにかかった求人応募数に関するアンケート調査を行ったところ、20代前半は平均3社、20代後半は平均4社という結果になりました。

職種を変えずに転職活動をする場合と未経験職種へキャリアチェンジをする転職活動の場合とで比較を行うと、20代前半は平均求人応募数に差がほとんどでませんでしたが、20代後半の場合は、未経験職種へキャリアチェンジを行うLGBT転職希望者の方が1.2社分、求人応募数が多い結果となりました。

この結果から未経験職種へのキャリアチェンジを行う場合は、同じ20代であっても、より若い人の方が比較的採用されやすい傾向にあるようです。

未経験職種へキャリアチェンジを行う場合の転職活動方法

一般的には未経験職種へキャリアチェンジを行う場合、直接的に活かせる経験やスキルが限られるため、求人企業とのマッチングを図ることが難しいとされています。LGBTフレンドリー企業の求人の中にも未経験歓迎のものは数多くありますが、内定を得るためにはそれなりの事前準備が必要です。

効率的に転職活動を進めていくためには、できる限り積極的にエントリーを行い、選択肢を増やしておくことが大切です。

また、書類選考には通常1週間程度の時間を要します。面接回数が2回前後であった場合、書類提出から最終合否がでるまでには平均1か月程度かかります。残念ながら最終面接でお見送りになってしまった場合、そこから次の企業へ書類提出を行うのでは大幅なタイムロスに繋がります。求人票を見比べている段階では、厳選しすぎずないよう注意が必要です。

また、未経験歓迎の求人の中には、『歓迎条件』という記載を見かけることが多々あると思います。この歓迎条件は、必須条件とは異なるものの、募集が少なく応募者が多い求人の場合は、ほぼMUSTな条件と捉えたほうが無難です。事務などの人気職種に希望職種を定めている場合は、その職種に活かせる資格などを取得しておくとよいでしょう。

また、SE(システムエンジニア)やPG(プログラマー)などのIT職種へのキャリアチェンジを行う場合は、独学でもいいので、プログラミングの勉強をしておくと、選考において有利になります。

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