面接前に準備しておくこと

面接前に準備しておくこと

面接の準備をしっかりと行うことで、選考の通過率は大きく変わります。面接対策としてよくある質問の回答例を用意したり、企業のHPなどをしっかり読み込むことはもちろんのこと、「逆質問」も忘れないように気を付けましょう。また、よっぽどのことがない限り、面接における遅刻は厳禁です。面接前日までには必ず、当日の詳細について確認しておきましょう。

日時・場所・持ち物・服装の確認

企業やエージェントからもらったメールやメッセージを今一度確認し、日時や場所だけでなく、最寄駅から会場までにかかる時間や道順も調べておきます。5分前を目安に入室しますが、会場付近には余裕を持って到着できるようにしましょう。

持ち物や服装について記載がない場合も多いですが、特に1次面接の場合は履歴書・職務経歴書は必ず持っていきましょう。服装についてはスーツもしくはフォーマルなものを着用するのがお勧めです。

面接企業についての情報収集

求人票だけでなく、ホームページなどのオウンドメディア、SNSなどの確認も忘れずに。採用ページだけでなく、サービス内容や会社概要、企業理念にも目を通すことで、会社の方向性や仕事内容、会社の価値観(求める人物像)などもよりイメージがしやすくなります。

また、その企業ならではの特徴(同業他社との差別化ポイント)なども事前に調べることが可能です。同業他社や業界について調べておくと、逆質問の際に一歩踏み込んだ質問ができるため、面接官も好印象を抱きやすいでしょう。ただし、上から目線の質問ならないように注意は必要です。

逆質問の準備

「何か質問があればどうぞ」

面接の最後によく聞かれる内容です。一般的には「逆質問」と呼ばれます。逆質問をする面接官の意図は、入社意欲が高いか、質問する力があるか、関心がどこにあるかを確認したいからです。

逆質問をされたときに、「詳しく説明して頂いたので、特に大丈夫です」と答えてしまう転職希望者も多いですが、これは印象は決してよくありません。理由は、「特にない=関心がない」と感じるためです。

また、質問の内容も大切で、転職先を選ぶうえで役に立つこと且つ面接官が話しやすいことの2つを兼ね備えているかを意識しましょう。

逆質問の内容が休みや残業、LGBTダイバーシティの取り組み、福利厚生に関することが中心だと、関心のあるポイントがそこで、仕事そのものへの意欲がないように思われてしまいます。これらについて聞くこと自体は構いませんが、質問する順番や数は考えたほうがいいです。

また、「御社の10年後の展望について教えてください」というような漠然とした答えにくい質問をするのも、あまり望ましくありません。面接官が話しやすい質問をすることで、面接自体が盛り上がって終わるので、採用担当者の印象も良くなる傾向があります。

面接は緊張して、すぐに質問が思いつかないこともあるので、事前に準備していきましょう。面接の中で先に回答がでてしまうこともあるので、5~10個くらい用意しておいてもいいでしょう。質問時に用意してきたメモを見ることはマイナス評価につながることは少ないです。

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